健康経営(けんこうけいえい)とは、従業員の健康増進を重視し、健康管理を経営課題として捉え、その実践を図ることで従業員の健康の維持・増進と会社の生産性向上を目指す経営手法のこと。
健康経営とは
従業員の健康を経営資源ととらえ、健康管理に積極的に取り組むことが、従業員が働きやすい職場を作り、企業の生産性や業績の向上にもつながるという考え方です。
「出勤はしているものの、病気やけがによって生産性が落ちている状態」が現実にあります。たとえば心身ともに健康であれば発揮できる能力を100として、それがなんらかの病気やけがによって8割しか発揮できないとしたら、2割生産性が落ちているわけです。
つまり、企業として生産性を向上させ企業業績を伸ばすためには、直接的なコストだけでなく、全体の6割以上を占める従業員の生産性の低下の原因となっている要因を何とかしなければならないということがわかります。
医療費の大きな疾病と生産性低下によるコストの大きい疾病は?
医療費がかかる疾病を順列していくと、1位「がん」、2位「肩こり・腰痛」、3位「冠動脈性心疾患」、4位「慢性疼痛」、5位「高コレステロール」と、生活習慣病関連の疾病が並びます。いっぽう、生産性の低下によるコストの大きい疾病を順列していくと、1位「倦怠感」、2位「抑うつ」、3位「肩こり・腰痛」、4位「睡眠障害」、5位「慢性疼痛」となります。
ここで目に着くのはがんやメンタルな疾病ですが、これらに疾病に対する企業対策は大変難しいと思います。今一度順位に目を向けると「肩こり・腰痛」という一般的に知られた疾病が上位にあります。つまりこの『誰でも、いつでも抱えている疾病』が大きな割合を占めています。業種によっては、この「肩こり・腰痛」での休業やさらに退職に追い込まれる従業員も少なくないのです。(運送業や介護現場など)
「肩こり・腰痛」の予防や軽減を図ることは「健康経営」に対する大きな役割を果たすのです。
腰痛予防対策に腰・股関節コンディショニングケアマシン 「ユラックス」を活用してください。
平成30年2月5日
株式会社ビー・アライブ
代表取締役 長島秀明
健康経営の関連サイト:http://www.hataraku-ikuji.jp/visit/612
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